全部、ハズレ!
アスランとミーアに何があったか、あれだけ妄想を繰り広げたのに、全部、ハズレ!
皆様、想像し得る限りのアスランのお馬鹿な展開を提示してくださいましたが。彼はその上を行っておりました。
気付よ、アスラン。さすがの私も、それだけはないと思っていたのに。普通、起きるだろうが!
アスラン、どこへ行くアスラン。←アスランのヘタレを愛する標語を作ってほしいな〜。
さて、ステラの白痴化が心配なオープニングから始まった今週のデス種。
アウルって、スティングに対して甘えたな印象がある。そしてスティングとアスランって、意外と話が合うかも。苦労性同士で。
場面変わって、朝の光に目覚めたアスラン。隣の小山に気付き、めくってみると……。
ミーア発見。すかさず彼女の体を上から下(腰のあたりまで)へと視線を走らせるあたりは、男よね。条件反射でしょう、朝だし(笑)。
しかしそれが誰かを認識した途端、ものすごい驚く。その驚きっぷりは、もはやガンダムとは思えない。コメディ。絵が崩れてるんだか顔が崩れたんだかって勢いで動揺しまくり、ベッドの外へとフェイドアウト。
いっそ気を失いたかったであろうアスランを、更に襲う悲劇。
ルナマリアのモーニングコールに、飛び起きる。どんどん笑いのとれる人になっていくなあ。
「ああ?」「ああ〜」「えっと」と、またまた解読不能な言葉を口走りつつ、ドアへ走る。でも、ミーアのことに気付いて……。
「え?ええ?」
こういう時、君のやるべきことは「まだ着替えていないから先に行っていてくれ」と威厳を出して言うことだったのよ。ま、そんな風に余裕でごまかせる器用さがあるわけないけどね。
カガリに負けず劣らず、この人も意外と直球勝負な生き方しているのかも。
たまには嘘を付け。たまにはごまかせ。それが生きる述なのだよ、アスラン。
さて自分が下着姿だったことに気付いたアスラン、慌ててベッドに戻る。
もはや彼の行動は制御不可能。その場しのぎのことしか考えられない。絵に描いたようなハツカネズミ状態である。少しは落ち着け。
彼があんなに真剣に走る姿は初めてみたかも。軍服のところまで、全力疾走してやがる。
一方、アスランがまるで浮気がばれかかっているオッサンのような行動に出たことに、婚約者として納得がいかないミーアはドアに向かう。
必死でズボンを履いていたアスランがそのことに気付いた時の「へ?」という声が笑った。この声優さん、上手。いつも思うけど。
アスラン、ミーアを追いかけて「こら」と言った時の心境、SEED時代にキラを追いかけた時以上に、切迫していたと思うぞ。人生、走馬燈状態。
ミーアが勝ち誇ったように「後から参ります」と言った後、ドアをバタンとしめたけれど。ルナマリアの髪が風になびいたのを見て、「となりのトトロ」を思い出した。
サツキがトトロに馬乗りになった時、トトロの大声で髪が逆立ったいたシーン。
私、ジブリではトトロが一番、好き。2番目はもののけ。千と千尋は何が面白いかサッパリ、わからん。あれって、完全に親の不始末でソープランドに売り飛ばされた少女の話じゃん!
ハウルに至っては意味すらわからんかった。
閑話休題。
ルナマリアのよろめき方が好き。どんどん、彼女のことが好きになるなあ。早くカガリが出てきてくれないと、ルナアスファンになりそう。
間違ってもアスルナではございません。
「どういうつもりだ!」とミーアにつかみかかったアスラン、本気で怒ってる。
久しぶりに怒ったアスランを見たよ。いつもシンに怒っている時は迷いがあったけれど、今回はない。
彼は本気で怒ると声がうわずるからわかりやすい(笑)。
「あの子じゃない!」と言ったアスランに惚れる。
この時の彼は、ルナマリアに誤解されたことを怒ったのではない。ミーアという女性が自分の部屋に潜り込んでいたことを怒っている。つまりこの怒りは、ミーアのため、でもあるのだろう。自分を大事にしろ、みたいな。
このあたり、私のような女から言わせていただくと彼はチョロイわ。もし私がミーアかルナマリアだったら、既成事実を作るまでもなく、既成事実があったと思わせるだけで彼との結婚に持ち込めると思う。ルナとミーアはまだまだ甘いね!
さて、「いつ、どうやって」の後、「なんでこの部屋に」と絞り出すような声で言っているのが笑った。本当に、声優さん上手。
ここで相手を恫喝できないところがアスラン。「なんでこの部屋に」と、血の叫びではあるけれど。
目が座っていて笑える。
アスランはミーアの前では、いろんな表情を見せるなあ。でも彼、ラクスの時で、話の通じない人はこりごりだと思うけど。
真面目で常識的な性格だけに、会話がままならないラクスとミーアは、正直、苦手だろう。ついでにステラも。
アスランが「ラクスは、そんなことしない」と言葉を区切って言ったのはなんでだろう。「ラクスとの婚約は形だけだ」あるいは「ラクスはキラに乗り換えた」と言いそうになったのかな?
「しないの?なんで?」と聞くミーアは、本気で不思議そう。
私も不思議だよ。こりゃ、間違いなく、アスランはラクスに手を出していなかったな。一部で囁かれている、アスラン童貞説はあながちハズレじゃないかも。イザークともども。
で、ここで唐突ですが緊急アンケート。
来週までの暇つぶしに、お暇な方、ご協力くださいませ。
アスランが天使様なのかどうか多数決で決めよう!
結果はやるまでもない気がしますが。
で、ここで終わり。オープニングが。
おい、待てや。これ、本当にガンダムかよ。
確かにアスラン、ピンチだけどこの手のピンチは、ガンダムの世界とは関係ないだろうに。
それまでのラブコメとOPのモビルスーツとのギャップが激しすぎ!一体、このアニメは何を目指しているのだ。お笑いか?ラブコメか?
さてストーリーは始まって。
優雅にコーヒーを楽しむハイネをよそに、ルナマリアは愚痴モード。そっか、議長に名前を覚えてもらっていなかったこと、気にしていたのか。そんなあなたが好き。ルンルンという言葉はいかがなものかと思うけれど、それはルナマリアの責任ではない。脚本家が悪い。
しかしシンは、ルナマリアに八つ当たりされている姿が似合う。シンとルナマリア、意外とお似合いかも。「どうしたの〜?」とルナに聞くシンが可愛かった。
そしてシン。
ハイネに「ひよっこ」と呼ばれても反抗しません。やはりアスランには反抗しやすい何かがあるのだろうな。
さてここから、西川レボレボが喋る喋る。お気の毒に。
挨拶されたミーア、ハイネのことが迷惑そう。アスランとイチャつけなくなるからなのか、他に理由があるからなのか。
「知ってるよ、有名人」という言い方にも嫌味がない。本気でおもしろがっている。ネオと気が合うことだろう。
「ヤキン・ドゥーエではすれちがったかな」って軽く言うけど、命の奪い合いをしている時でしょ? アスランはさすがに複雑そうだけど、ハイネは毒なしに、楽しんでいそう。死なすには惜しい男だ。
で、ミーア、やはりハイネをにらんでいるような。
そして「仲いいんだな、結構」とあえて言うということは、やはりミーアが偽物と知っているのだろうなあ。そりゃ、普通は気付くよな。
そしてハイネはミネルバに着任となった理由を本気で知らないらしい。てっきりAAと接触するであろうアスランを見張るためだと思ったけれど。「ただの補充兵じゃないわよね」とタリアは言っているが。
「立場の違う人間には、見えているものも違うってね」とハイネが言った後、ルナとシンがアスランを伺ったのが意味わかんない。ハイネ、ここだけはアスランに嫌味を言っていたのか、真意を伺っていたのか、ということなのだろうか。
ミーアを送る時の「はい、どうぞお気を付けて」というセリフ、いまだかつて聞いたことがないほど心がこもってない。はっきりと「とっとと行ってくれ。そして二度と来るな」と聞こえる。
この人も、思っていることが言動に出てくるようになった、ということなのだろうか。ミーアには通じていないが。
そしてアスラン、ついに貞操はおろか、唇すら守ってしまった。
キラ、見てるかあ?あんたの親友の堅さは筋金入りだぞ〜。だからいじめないであげて〜。
なんか再会した時、キラが「カガリをなぜ裏切った」とかなんとか言ってアスランを殴るらしいけれど。ザフトに入ることが裏切ったことになるのか、という根本的な問題はともかく、アスランはルナマリアとミーアへの恐怖心から、カガリを見た瞬間、うれしさのあまり泣き崩れるんじゃない?
今の彼、毎日が悪夢だろうから。きっと「俺を助けろ、この野郎」とカガリに助けを求めていることでしょう。←O案(Q案)を私は諦めきれないのです
そういえば、ミーア、アスランの隣に潜り込んだ時、何もしなかっただろうか?絶対、何かしているよね。髪をさわったりするのは序の口で、唇くらいは奪っているだろう。そしてアスランには気の毒だが、パンツの中身も覗かれたかも。合掌。
でも例えば、ミーアがアスランのシャツをそっとめくったとして、そしたらハウメアの石を見つけてしまって……というシーンがあれば、このラブコメにもそれなりに意味があるけれど。
これじゃ、ただのアスランの間抜けっぷりを目立たせただけじゃん。そんなアスランはとっても好物だし美味しくいただいたけれど、本当にあと30話で結末を迎えられるの? 続々篇をやるつもり? それが心配よ、私は。
台風一過。「船に戻ろうっかな」と言った時のルナマリアは、別にアスランを誘いたかったわけではなく、シンを誘うつもりだったんじゃないかな。
とはいえ、アスランに「シンと行けばいい」と言われれば、そりゃムカつくわな。心中、お察し申し上げます。
エレベーターの中であのBGMがかかる。これは、アスランにとっては、ジョーズのBGMと同じくらい恐怖の知らせだろう。
まったく空気が読めていないシンが可愛かった。
「女でもたたきます?」と声を抑えて言うルナマリアに妙な迫力。私、この人、好き。だからこそ、アスランにかかわってほしくない。
そしてアスランは「俺にも落ち度があることだから」と。本当だよ。気付よ、頼むから。アンタは一度眠ると意外と目が覚めないタイプなのね。そういえばカガリの前でも熟睡していたし。
けど、鍵を開ける気配、ドアを開ける気配、部屋に入る気配、ベッドを伺う気配、シーツをめくる気配、隣に寝られる気配、マットが揺れる気配、全部、無視かよ!私でも起きるよ。泥酔していても起きるよ。絶対に。すっごい「落ち度」だと思う。
「君は誤解しているし」と、ルナマリアに顔を近づけて言うアスランが可愛い。
「ものすごい迷惑!」と全身で言っている。
でもルナマリアにしてみると、「迷惑がっているくせに、やることはやるんだ」と思っちゃうよね。
しかも「誤解?」と嫌味っぽくルナマリアが聞き返した時にアスランが目をそらしている。だめじゃん、目をそらしたら!
「以後、気を付けます。ラクス様がいらっしゃる時は」とわざわざ条件を付けたというのは、「ラクス様がいらっしゃらない時は好きにさせてもらいますよ」という宣言?
アスラン、ため息が似合うよ。
さて、すっかりお笑いモードで見逃してしまいそうになったけれど。
議長はミーアのライブを見るために地球に降りたわけではなく、ナチュラルのみなさんへの顔見せだったらしい。しかも狙い通り、好感度アップ。
議長は一体、世界をどうしたいんだ?意外とウズミの後継者で、コーディネーターとナチュラルが仲良く暮らせる世界を作ることだったりして。
アスランが暗い顔をしてパソコンの画面を見ているが。オーブを見ているんだよね?
なんか、オーブから黄色い三角が3つほど出ているけれど、これって、オーブの防衛圏?あるいは攻撃可能範囲?それともオーブが三方向に出撃している、ということ? 思いっきりカーペンタリアが中に入っちゃっているけど。予告を見る限り、オーブと戦うらしいし。
あるいはAA、というかカガリを探しているのかな?
さて、ここで女難祭りは終わり。
これからはシンとステラの出会いだけど……。
ものすごく疑問なんだけど、こんなステラ、本当に可愛いの?
白痴じゃん。痛いよ、彼女。ものすごく痛いんだけど。可哀想になってくる。ステラ、再構築されすぎて、こうなっちゃったのだろうか。小説の中でネオは「もともとこういう性格だった」と言っているけれど。
シンはステラを「守るべき存在」と見なしたから優しくなったのだろう。彼が「守るべき存在」には無条件に優しくなれることは、これまでさんざん描写されてきたことだし。
まさか本当にクルクル回っていてそのまま落ちるとは思わなかった。アスランに匹敵するお馬鹿さん。シンが「おい、まさか」「うそだろ?」と言っていたけれど、疑いたくなるよな、そりゃ。あり得んよ。ネオも、彼女を戦士として鍛えたのなら、水泳くらい教えろよ。ネオのやること、結構、中途半端よね!議長同様、何がしたいか読めない。
シン、女の子が相手でも怒鳴る人なのね。カガリばかりが被害者じゃなかったのか。ちょっと嬉しかった。
「俺がちゃんと守るから」って、そんな言葉、無責任に言ってはいけません。しかも何度も言っちゃって。
そしてネオも同じセリフも言っていたらしい。この場合は、含むものあるのだろうが。
シン、ステラの胸、間違いなく見たな。前回は触って、今度は見たか。ナマを。これが主役の特権か!
それに比べて、アスランはカガリの下乳しか見れなかったのに。しかもその代償として海に落ちたのに。
「やる時はホント、派手にやってくれるヤツだな」
などとのんきなことをアスランが言っていたということは、エマージェンシーコールの後、何らかの連絡が取れたんだろうな。じゃなかったら、セイバーで飛んでくるはずだもん。
そして「なんでこんなところで遭難するんだ」というアスラン、心底、不思議なんだろう。このあたり、優等生だからしょうがない。落ちこぼれに対して「なんでこんな簡単なことができないの?」と無邪気に言ってしまうタイプかも。
「おいおい、基地に連れて行くのかよ」とステラの代わりに私が焦ったら、スティングと「この馬鹿ぁ」とアウルの声が。すげーよ。モーターボートの音で聞こえないだろう、普通は。
スティング、アウル、シン、ステラ、アスランのそろい踏み。この人たち会うのは4回目?でもMSじゃないのは初めて。シュールな光景だわ。
アスランをにらんでいたことがバレた時のアウルのごまかす表情が可愛かった。死なすには惜しい。この子、本当に死んじゃうの?
そしてアスラン、第一話でこの3人のこと、特にステラを見て反応していたのは、ボディーガードとして周囲の人間をチェックしていたからだったのか?
ステラがラスティの妹か何か、という私の予想は外れた。何ひとつ、予想が当たらないわよ、ガンダムは!
「また会えるから」「会いに行く」って、連絡先も知らないのにどうやって?
シン、発言に責任を持て! 前にカガリ相手にかみついていた時にも思っていたけれど、アンタは思ったことを後先、考えずに口にするだけ。その言葉を真実にするかどうか、ということまでは考えていない。無責任だ。
私はシンのことは最近、可愛くて好きだったけれど、ステラに対してあまりに無責任で、嫌いになった。
所詮、男は口だけよね……。けっ。ステラ、男の言葉を信用するな。裏切られるぞ!男っちゅーものは、その場しのぎでありえない嘘をつくんだから!!←私の過去に何があったかは、追求しないで。
正直、今回は面白かった。
面白かったけれど、少しはモビルスーツを出してくれ。最近、サッパリ見ていない気がするのは気のせいじゃないわよね?
ただ、ステラがあまりに白痴っぽくて痛かった。天然と呼べる状態を超えている。あれに恋愛感情を抱くのは、かなり特殊な趣味な人だけでしょ。あるいはロリコンか。
ステラ、自我を取り戻してくれ! そして生き抜いてくれ。幸せになるための努力をしてくれ!
そして来週、ついにあの男が出てくるか。カガリとラクスに出会えるのは嬉しいけれど。
来週のアスランは、またまたSEED時代のように、「キラ」しか言えない男に戻ってしまうのね。頼むから10回に1回くらいはカガリを呼んでください。お願いします。
そしてアンケートは続いています。
スバリ、次に死ぬのは誰でしょうか。ハイネは除きます。この人、確定ですから。
「至急、この人の遺影を用意してください」アンケート
なお、ただいまアウルが独走中。こりゃ、間違いなくお亡くなり遊ばしますね(T_T)
その後をミーア、トダカ一佐、アスラン、カガリ、ステラが追走。
そして新たにユウナも参戦。確かに、彼の棺桶も用意しておきたいわね。
何はともあれ、21話の予測にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
全員みごとにはずれましたが、また機会があれば盛り上がりましょう。
それにしても、私たちの予想を超えたヘタレでしたね〜アスランは!想像を絶するよ。